ビジネス故事成語 「漁夫の利」 キャッシュレス社会の覇権を握るのはどの企業か

時代の流れはキャッシュレス

未来予測です。時代の流れはキャッシュレスです。スマホでなんでも決済できる時代。最近は、日本でも有名な大企業がこぞってキャッシュレス事業に乗り出しており、厳しい競争に明け暮れています。

そもそもこういう決済系のサービスは、ネットワーク効果がはたらく最たるものであり、勝者総取りビジネスなんですね。一位の会社が、二位以下の会社すべての利益を合計した額を上回ってしまうのが、この手の種類のビジネス。

LINEはYahooと資本提携して、LINE Pay - Pay Pay間が繋がりました。メルカリはOrigami Payを買収し(一株一円とかで買ったとかなんとか?)、LINE - Yahooの最強タッグに勝負を挑もうとしているところ。

他にも、AU PayやらDocomo Payやら、楽天Payなど、各種携帯キャリアの会社も決済ビジネスに参入しているという、まさに戦国七雄の時代。キングダムの世界ですね。中華を統一するのは秦ですが、はたしてキャッシュレス社会の覇権を握るのは、どの企業なのか。

と、かっこよく導入部分を書いたはいいものの、割と僕の未来予測といいますか、結論はシンプルです。どの企業がトップを取るか?

そりゃあ間違いないく、Apple・Google・Amazon、そしてアリババとかでしょう。

将来、現代の「漁夫の利」とでも語り継がれることになるのが想像できます。現在は、日本国内ではに、PayPay やらメルペイやらが競争を激化させています。決済ビジネスは割と簡単で、一番ユーザー数を獲得した企業が勝ちます。で、じゃあどうやったらユーザーを集められるのかというと簡単な話で、金をばらまけばいいんですね笑

ソフトバンクのスーパーフライデーで、吉野家に大名行列ができていたことは記憶に新しいですが、それと似たようなことをやればいいわけですね。

大手のコンビニと連携して、〇〇ペイなら、△△チキン無料キャンペーン!!!、みたいな感じですよ。それに加えて、ポイント還元キャンペーンをやればいい。

ポイントカードという仕組みですら、あんなにシステムがクソで使いづらいのに、多くの人間がポイントほしさに数少ない財布のスペースを使い、コツコツとポイントを集めているわけです

そりゃあね、1,2%還元されるのなら使いますよね、っていう話。

ところがどっこい、この出血大サービス期間は永遠に続くわけではありません。CMとかを打ちまくっていたり、コンビニと連携しているのを見ればわかるように、めちゃめちゃ金を使うんですよ。当たり前なんですが。こうしているのも、キャッシュレスサービスのデファクトスタンダート(事実上の標準)となれば、その後のリターンが莫大だからです。

ここまでは、2019年、日本の企業がキャッシュレスサービスに本格的に乗り出してから、2020年の今、withコロナ時代までのざっくりとしたまとめ。ここから、未来予測に移ります。

一番でかいプラットフォームを握ったやつが勝つというシンプルなゲーム

先程、AppleとかGoogleが覇権とるよね、と書いたのはなぜか。彼らが一番巨大なプラットフォーム、すなわち「スマホ」を握っているからなんですね。

僕はiPhoneにSuicaを登録していまして、コンビニとかでも2秒で決済したりしています。これは大変便利です。UI/UX最高。スマホをかざすだけでいいんですから。スマホのロックを解除して、アプリを開いて、QRコードを出して、なんてやるより遥かに楽。

じゃあ、これに常時1, 2%還元機能が追加されたらどうします?っていうね、話ですよ。PayPayとか使う理由なくなりませんかね?

一番多くの人が使うであろうプラットフォーム、そして、一番深いレベルでのプラットフォーム、それがスマホなんですね。デバイス、といってもいいです。

LINEとかもプラットフォームなんですが、スマホそれ自体もプラットフォームなわけです。一番根本的なレベルで、動作を制御できたらどうですかね。最強ですよね。アプリはあくまでアプリで、iOSとかAndroidが提供している機能しか、アクセスできません。これが勝負の境目になるんじゃないかなと。

最近では、Appleはゴールドマンサックスと連携して、Appleカードなるものを打ち出しました。僕はその発表のプレゼンを見ただけですが、もう欲しくてたまらなくなりました。エンボスレスで安全なカード。ちょっとメタリックで、かつシンプル。実に美しいです。

このAppleカードに、Appleが将来搭載するであろう、デバイスレベルでの決済機能が備わったら、最強ですよね。絶対使いますもん。

Googleに関しても同様です。Googleがやるべきことは大局で見れば極めてシンプル。Googleもどこかの大手の銀行と連携して、エンボスレスのGoogleカードを作る、と発表しました。Googleは世界一のテクノロジー企業。そのGoogleが打ち出すであろう決済サービスとは、一体どんなものなのか、ワクワクが止まりません。

2019年はキャッシュレス元年と言われるぐらい、世間にも「キャッシュレス」という言葉が普及した年となりました。

が、その言葉を普及させたのは、メルカリとかYahooが金を使いまくって広告を打ちまくったからです。これから先、Google・Appleなどの企業が決済ビジネスに本格的に参入してくるわけですが、彼らは、日本の大企業が頑張って頑張って広げた市場のパイを、ごそっと持っていくだけでいいんですからね。楽勝なんじゃないですか。

これこそまさに、古事成語の「漁夫の利」の現代版とも言える現象。日本の大企業が国内で戦って消耗しているところを、グローバルのテクノロジー企業がどーんとかっさらっていく、という。とはいえ、消費者にとって見れば、より便利で、よりお得なサービスが使えるようになるということで、まあハッピーですよね。やった!!!

僕も嬉しいですw

そんな感じ。以上!

では、

などがキャンペーンを打ちまくってユーザーを獲得している中、Google, Appleが参入して、どーん、で一気に持ってく

教訓:一番でかいプラットフォームを持ったやつが勝つ