結論からいうと、NOですね。
なんでかというと単純な話で、
という理由があるから。以上。
日本の古き良き時代にいた職人さんたちの技術は廃れていきました。刀鍛冶とか。
しかし、それと同じ論理をエンジニアに適用していいのかというと、そうではないんですね。
時計の針を巻き戻すことはできず、人類がコンピューターを使わない生活に戻ることはほぼないでしょう。第三次世界大戦が起きて文明が滅びるぐらいしないと、人類が昔の生活に戻ることはなさそうです。
だって考えてみてほしいんですが、AmazonとかYouTubeとかなくなったら、発狂しません?
iPhoneが生まれ、スマートフォンというパラダイムシフトが発生したのは僕が中学生ぐらいのときですが、もはやスマホがない生活なんて考えられません。よくガラケーで仕事が回っていたよなと。
AIによる自動化の波は確実に来ています。一部の仕事は機械に代替されるでしょう。参考までに、Boston Dynamicsという会社が開発しているロボットが半端ないので紹介します。
2020年の時点で、このレベルまでロボットが動けるって、やばくないですか。コンビニ店員とか警備員の代替は時間の問題ですね。
Amazon Goという次世代のコンビニがありまして、これも結構衝撃的です。セブンイレブンとかファミリーマート、将来大丈夫なんか?と。
何が言いたいかと言うと、上述したようなハードウェアの進化はもちろん、ソフトウェアの進化も著しいんですが、その源泉となっているのは、生身の肉体と頭脳を持つエンジニアである、ということ。
となると、そのエンジニアの仕事がなくなるのは、ありとあらゆる他の仕事がAIに代替されるようになったあとなのでは?と考えるわけです。
充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない、という言葉が現実味を帯びてくるのが2020年代になるのでしょうか。
その皮切りとなりそうなのが、GPT-3という"汎用的な能力を持つAI"でして、これは控えめに言って、鳥肌が立ちます。すごすぎて。
https://openai.com/blog/openai-api/
そもそもGPT-3ってなんやねん、という方のためにざっくりと説明をしますと、GPT-3は 'Generative Pre-trained Transformer 3'の略で、要は、**データの変換をしてくれるツール、**と考えれば大丈夫です。
で、このGPT-3の何がスゴイって、ありとあらゆる質問に対話で返してくれる、ということなんですよ。文章の要約とか、数式の生成とか、ギターのタブ譜に至るまで。
https://twitter.com/AmandaAskell/status/1283900372281511937
ちょっと気持ち悪いですよね、すごすぎて。もちろん、まだまだ研究段階であり、改良すべき点はたくさんあるでしょうが、「第一歩」となることは間違いないないでしょう。